合わせ、パーティでの演奏、指揮のレッスンにて。Probe mit Cello, Musikabend, Dirigierunterricht

一昨日、昨日、今日と音楽いっぱいの時間を過ごす事ができました。

Vorgestern, gestern und heute...Es gab viele musik dabei :-)

一昨日10月2日はチェロの人のお宅で次の日の演奏の為の合わせ。帰宅後も今弾いたばかりの音楽が頭の中をぐるぐる廻りました。

 

昨日10月3日。ドイツの統一記念日。昼には指揮のK先生のレッスンに弾きに行きました。レッスンを受けるのはプロの指揮者の方で、音楽的にとても高度だと感じる一方、指揮のテクニックにおいて大切な事は基本的にいつになっても変わらないんだ、と感じさせられ、弾いている側としても、そして指揮について考える上でも、非常に勉強になり、有難い時間でした。

 

一度帰宅後、夕方からチェロの人と車でお呼ばれ先のお宅へ。チェロを演奏するSさんは元々ヴァイマールのオケで弾いていらした方で、この日の集まりは趣味で楽しんでらっしゃるテニスの仲間が中心だとか(職業はお医者さんの方が主のようでしたが)。パーティー主催者から、会の始めにチェロとピアノで何曲か演奏して欲しいという依頼で。自宅で演奏会というのは初めて、とおっしゃって、前日にはその為にピアノの調律師さんにも来てもらったのだそうです。

プログラムは

シューベルトの「セレナーデ」、

バッハ(チェロの無伴奏)、

フォーレの「エレジー」、

サンサーンスの「白鳥」、

メンデルスゾーンの「無言歌集」より

と、小さいものでしたが、主催者の方を始め、お客さんの皆さんも、とても喜んで下さいました。間近で聴く生演奏は実に特別だと、感じていただけたようで良かった。弾いていた私達も、前日とはまた違って、更に楽しめたという意見が一致していました。

・・・演奏の後は皆さんと一緒にそのまま御夕飯をご馳走になりました。パン&特別なオリーブ油、自家製のチューリンゲン料理&赤ワイン、デザートには手作りのケーキも。皆さん、色々なテーマで盛り上がっていました。お腹いっぱいになって帰宅したのはもう0時前でした。・・・チェロのSさんには、「今度また会って、色々な曲を試してみよう」と言っていただいて、とても嬉しかった。

 

そして今日10月4日。朝10時から再び指揮のK先生のレッスンにて、先生と一緒に弾きました。今日は「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲に取り組んで1時間が過ぎました。指揮のレッスンを受けている〇〇さんは、あるオーディションに向けての準備との事。まさに真剣です。「トリスタン~」の前奏曲は、それは美しいけれど、実に一つ一つのフレーズに先生の繊細なアドヴァイスがあり、私も聞き入りました。レガート、クレッシェンド、ディクレッシェンド、休符の後の新たなフレーズ、呼吸、姿勢、、、等々。。それは、最後には指揮のテクニックについて留まらず、「音楽とは」という根本的なテーマにまで戻って考えさせられるものでもあり、胸に染み入りました。

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