ストラヴィンスキー、初合わせ。Stravinsky-Probe

指揮科K先生とアム・ホルン校舎にてストラヴィンスキーの初合わせをしました。

ゼメスターがまだ始まっていない校舎は静かで、先生と、先生の個人レッスンを受けていた生徒さんらしい人以外には誰にも会いませんでした。

てっきり、まずはトリスタンから取り組むかと思っていたら「ストラヴィンスキー」とおっしゃるので「えっ」と言う感じでしたが、ちょっぴりでも見ておいて良かった・・・。K先生が少しゆっくりめのテンポで何小節かごとに区切りながら進めて下さったので頭にも入りやすかったし、とても良い練習になった。それにしても、ちらりとでもうっかりすると、すぐにリズムを間違えてしまう。オケを引っ張る指揮者さんの責任の重さと勉強の大変さを思いました。先生が、「もし時間があれば、また二日後はどうですか」と聞いてくださって、もう勿体ないような嬉しいような。足を引っ張らないよう、役に立てるよう、頑張ろうと思いました。この次は指揮振りについても少し質問をしてみたい。

 

少し時間をおいて、劇場にて元同僚(歌)にコレペティのお手伝いをさせていただきました。

劇場に行くのは、ちょっとだけ変な気分。

 

それにしても、誰かに必要とされるのはとっても嬉しい。ありがたいです。

月曜日に受けたある劇場でのオーディションの結果、結局劇場側は他の人を採った、というメールによる通知が届きました・・・。しかしながら、よくある”別の人を採用しました、今後とも頑張って”、というような内容とはちょっと違って、「残念ながら、劇場は別の解決法を取る事にしました。それでもどうぞ気を落とさないで、ご自分に優しく・・・。」という、何だか不思議なメール文でした。審査員の中に、音大時代にお世話になった先生の一人がいらっしゃったので、すぐ連絡を取り、実際どうだったのか、ひどかったのか、アドヴァイスは・・・等伺いました。先生はとっても親切に、私の演奏がとても良かったこと、特に「薔薇の騎士」の冒頭、「ラ・ボエーム」よりテノールとの稽古が大変良かったと褒めてくださった。最後まで採用するか話し合いがあったとも。しかし、モーツァルトで注意すべき点がある事、それを一生懸命アドヴァイスして下さった。そうだなあ、今回は丁寧な練習が足りなかったなあ、と反省。残念だけど、先生の親切な言葉はとても嬉しかった。そして嬉しかったけれど、あと少しだったのか、という残念な気持ち・・・。そうそう、結局その日弾いた誰をも採用しなかったとか。それを聞いて、あのメールの意味が少しわかったように思いました。

 

ようやっと、大量の洗濯物を洗いました。

Write a comment

Comments: 0