Todestag/ abend "Rigoletto"  祖母の命日、リゴレット公演

Heute, besonders an Oma Gedanken gemacht. -Es ist ihrer Todestag, vor einem Jahr ist sie gestorben. Die Erinnerung von ihr, als sie noch gesund war, ist noch ganz frisch.

Am abend habe ich die "Rigoletto" Vorstellung am Theater besucht. 

 

寒いです。雪が今は止んでいて、結構融けたのだけれど、それが降っていた時よりもずっとずっと寒い!気温を見たら、-7/-12℃となっていた(でも体感温度はもっと低いんじゃないかと思う)。顔が痛い。そして帰路、手袋をしていたにも関わらず手がしびれて、もう少し長かったら凍傷になっていたのではないかと思いました。アパートの扉を鍵で開けるのが、手が固まっていて「やっと」だった。部屋に戻るや、しばらく両手をお湯で温めました。明日は手袋を2枚重ねて出かけよう。

しばらく日記が書けなかった。とにかく、毎日時間が足りなくて、洗濯物も溜まる一方、部屋も散らかる一方でした。いや今も散らかってるし、状況は変わってないけれど、今日はちょっと書こう、という気に。

 

今日はお祖母ちゃんの命日。1周忌。

「お祖母ちゃん」、と心の中で話しかけたくなる。本当はお花をお供えしようと思っていたのに、買いそびれてしまった。ごめんね。そう言えば、去年の夏に一時帰国した時、フッと、またお見舞いに行くような錯覚を覚えてしまった。今も、眠っているお祖母ちゃんの手を握った感触を思い出す。元気だったお祖母ちゃんの声も、すぐ側にいるように聞こえてくる。不思議です。

 

不思議、と言えば、カルミナ・ブラーナの本番が終わってバイロイトのホテルでもう一晩眠ったその朝方。夢で、「お祖父ちゃんが死んじゃったって!ええ、そんなの嫌、もう一度会いたかった!」と泣き叫ぶようにしてハッと目が覚めて、しばらく夢と現実の間をさまよった後、そうだ、お祖父ちゃんはもうずっと前に亡くなったのに、と気づいてホッとした・・・・という体験をしました。一体、何がそうさせたんだろう。今も不思議。でも、それがきっかけで、亡くなったお祖父ちゃんを何となく近くに感じたなあ。

 

昨日の夜ヴァイマールの劇場で観た「椿姫」。主役のヴィオレッタを歌ったソプラノのアヴェモさんは、今のところ「椿姫」「リゴレット」の時にだけゲストとして歌いに来る。今回ヴァイマールでの椿姫は約1年ぶりとか。アルフレードを歌った韓国出身でハノーファーの劇場に正式に務めるテノールのへオさんは、その前の日に本来のテノールの代役として急遽引き受けることに。そんなわけで、公演の前日の金曜日2人の演技の稽古があり、夕方の16時から夜の20時45分まで、1回の小休憩を挟んだのみの通しで行われました。私がピアノを担当。アヴェモさんはたったさっきパリから電車で7時間掛かかって来たとのこと。踊りの振付、道具の扱い、カットも多少ある、指揮者(ホフさん)の音楽作り・・・覚える事の多い事多い事。頭から通して2幕を終えた辺りで二人とももうぐったりしてきて、「何時までやるの?」とぽろっと言っていました。それでも公演は次の日なので最後まで何とか通した。

時間があったので、是非、二人の出る公演を見届けたいと思い、今回は前から10列目くらい、かなり舞台の近くで鑑賞。すごい、2人ともプロだな、というのは、1回ざっと通しただけとは思えない。動きが全てその場にとても自然で、リアルで、感情が溢れ出てくるような音楽と演技でした。ほとんど「歌」を聴いているというのを忘れてしまった。そのくらい感情移入をしたと思う、きっとその為もあって、何回かタイミングがずれたりミスもあったんだけど、それが却って生々しくて、魂がそのまま伝わってくるみたいだった。感動しました。行って良かったです。

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