再会・ピアノ通し稽古・・・

2013年2月7日（木）

今日も色々あった。

朝7時頃目が覚めると、まず、今日は午後Klavierhauptprobe（ピアノの通し稽古・初めてコスチュームも舞台セットもある状態で通す）があるなあ、と思った。Berliozの"Beatrice et Benedict"の後半を担当して弾く。

・・・と思ったら、携帯電話にメッセージが。ディルクさんから："Pettersson..."の以前の公演の際の録音・ビデオの入ったスティックを届けるよ、という親切なメッセージ。劇場に向かう途中9時半頃に車で届けるよ、と言うから、起きたばっかりの私は慌ててシャワーを浴びて着替え、そうこうしてるうちに携帯が鳴って、もう着いたと言うので入口まで出て行った。スティックを受け取り、ディルクさん曰く、これを聴くには”VLC Player”をインストールするようにと言うので、ああかなこうかな、とインストール。スティックは午後には返して欲しいと言うから、すぐ保存しようとしたけど、何か勘違いしたりして結構時間が掛かってしまった。その間に"Pettersson..."のビデオ録画をざっと観たけれど、結局、そんなこんなしてるうちにベルリオーズの練習する時間がちょっとしかなくなった。

それでも実は14時頃に友達と1時間ほど会う約束をしていた。Eさんとはもうかれこれ半年くらいは会ってなかったか。去年の夏からまた同じWeimarになったというのに。それで、いつも気になっていて、昨日唐突に会う約束をした！・・・急いで劇場で用を済ませ、近くの人気の店でケーキを調達してEさんに会いに。・・・生後11カ月のリナちゃんがすっかり成長していた！最初は怪訝そうに窺っていたけれど、すぐに人懐っこくなって、すり寄ってきた。ハイハイも摑まり立ちもそれは上手。大きな青い目で私をじっと見てニコニコ、可愛い。。。(ToT)　Eさんと旦那さんと私の見守る中でリナちゃんはその辺じゅうの物をおもちゃにして夢中で遊んでいて、皆に注目されているのが嬉しくてたまらないみたいだった。音楽に合わせて腰を振って踊る！可愛いリナちゃん～。・・・1時間半くらいお邪魔しました。天使のようなリナちゃんにはすっかり癒された気分。

劇場について早速ピアノのある部屋を借り、指慣らし。

18時頃から舞台稽古のピアノを弾いた。

・・・反省点は：

今日のように、不意打ちで予定が入る事はしょっちゅうなので、間際になってからまだ練習しようなどと思わず、早めにしっかり準備しておくべき（当たり前か）。

今回はこの舞台稽古の前に一度もオケ・ピットでの稽古で弾くことがなかった（いつも同僚が弾いて、私は違う稽古で弾いていた為）ので、はじめ、照明やピアノの鍵盤・位置、指揮者を見る角度に慣れるまでに少し時間が掛かってしまって、緊張もして、いつもしないミス・タッチをしてしまった（ため息）。

どれもこれも、早めの対処が肝心でした。

・・・嬉しかったのは、指揮者のBさんに、楽器ごとの弾き分けや歌の人に必要な部分等をしっかり弾いてくれた、素晴らしい、ありがとう、と言ってもらえたこと。まだまだ準備不足だったし、緊張して音も外したのに、そんな風に聴いてくれた人がいるって、やっぱりすごく嬉しい＾＾。指揮者のBさんはまだとても若いけれど、世界を股にかけて活躍しているみたい、すごいなあ。そして、物腰がとても柔らかく謙虚で、ナチュラルな人だと思う。指揮をする時はとっても力が抜けているイメージを受けました。